日記媒体

私が日記を始めた頃は、スマホアプリで書いてました。シンプル日記というやつです。

それで3,4か月くらい続けたと思います。

 

その後、わざわざアプリを入れなくても、元から入っているメモアプリで十分だということに気づいて、そっちに移行しました。確か当時はiPhoneだったかな。今思えば、日記が続いたのはシンプル日記の絶妙なUIのおかげだったのかもしれませんが。日付とその日あったことを書くだけなので、ぶっちゃけなんでもいいんですよね。

 

しばらく経つとメモアプリにも不満が出てきました。スマホに保存しているし、スマホがないと書けない。当時私はスマホでネットサーフィンしたりYouTubeを見たりして1日を終えてしまうことに腹が立っていたので、デジタルデトックスの思考が芽生え始めていました。

 

スマホ断ちです。当時タイムロッキングコンテナも買いました。時間を指定してロックすると、その間中のものを取り出せなくなる箱です。それにスマホを入れてました。

そうなると、日記が書けないのです。これは致命的。

そこで、どのデバイスからでも日記が書けて、かつ過去の日記も読み返せる方法を考えました。

 

Googleドライブです。

GoogleドライブにGoogleドキュメント形式で日記を書けば、スマホからでもPCからでも書けます。この方法はだいぶ長く続けました。多分3年くらいかな。人によってはOneDriveとか、MacユーザーならiCloud使って、iPhoneのメモアプリをずっと使うとかもできそうですね。私はWindows PCを持っていて、Googleドライブは確か15GBまで無料で使えたので、これを選びました。

 

途中でEverNoteを少し使ったりもしました。よく聞くノートアプリだしUIがかっこよかったので手を出してみましたが、上で書いたような複数デバイスから書き込んで同期させるような方法は難しかったです。同期する機能はあるのですが、ものすごく遅いし重い。PCだけで書くツールなのかなと思いました。今どうなってるかは知りません。

 

GoogleドキュメントはWordと互換性があるのでWordも少し使ったし、無料オフィスソフトのLibraOfficeのWriterを使ったりもしましたが、少しだけです。

 

そして、いつの間にか日記のモチベが下がってきました。

徐々にデジタルで書くことに飽きてしまったんです。あと、面倒。

Googleドライブを開いて、日記フォルダを開いて、今年のフォルダを開いて、今月のフォルダを開いて、今日の日記のファイルを作って、ファイルを開いて、ようやく書けます。これが手間でした。PCならまだマシですがスマホGoogleドライブアプリからだとまあまあしんどいです。こんなフォルダの分け方をしなければ良いのですが、日記の管理の仕方も私なりにいろいろ試行錯誤していたので当時はこうなっていました。

 

 

そして現在、紙のノートに万年筆で日記を書いています。

ずっとデジタルで書いてきたので、最初は抵抗がありました。タッチ入力やキーボード入力よりも書くのに時間がかかるし疲れる。修正するのが面倒。字が汚いから見栄えが悪いなどなど。。。

万年筆を買ったのは気分転換です。それに、手書き日記を始めた当時は文通村という文通サービスに加入していて、知らない人と手紙のやり取りをしていました。それもあって手書きにこだわってみようと思ったんです。

書いてみると、意外といける。字を間違わないように慎重に書かなきゃいけないのかと思っていましたが、そんなに間違わないし、間違ったら二重線で消したり黒塗りしたりとか、そういう方法に慣れました。悪くないです。

ページが字で埋め尽くされて、だんだんよれよれになってくるノートの感じも良いですね。エイジングっていうんですかね。趣があります。

キーボードで文章打つのとは違った面白さがあると思います。

あとは万年筆のペン先とかインクとか紙とかの相性で書き心地や仕上がりが違ったりするので、奥深いですね。

 

使ってる万年筆の話とかはまた改めて書きます。

 

 

日記について

私は2019年から日記を書いています。

ゲーム以外特に趣味がなかった自分が唯一、今でも続けている誇らしい趣味です。

 

2019年当時は学生でしたが、気になるゲームをひとしきり遊んで

やりたいことがなくなってしまいました。それでネットサーフィンしたりYouTubeを見たりするだけに一日が終わるような生活が続き、このまま何も残さないまま死んでしまうのかと、どうしようもない不安が襲ってきました。

 

で、スマホで日記を書き始めたわけです。どういう経緯で日記という手段を思いついたのかは覚えてないですが、毎日の出来事を記録するだけで、何も生み出せない自分でも何かを残せているような感覚になったのです。それがたまらなくて、自然と日記は続きました。

 

日記を続けることで、自分には継続力があるんだと自信がつき、就活でもそれをネタに面接をこなして軽々と乗り越えました。まあ、良い会社に行く努力をしなかったのでそもそもイージーだったのかもしれません。

 

読み返せば当時何があったか、自分がどんなことをしていたか、何を考えていたか等、普通なら思い出せないようなことまで思い出せるんです。これは凄いことですよ。

 

今はスマホではなく、手帳に手書きしています。これもまた趣があって良い。

 

そんな感じで日記はすっかり私の相棒、いや、私の半分といえるくらいの存在になりました。衝動的にブログをやってみようと思ったのも、普段日記を書いているおかげでハードルが低かったからかもしれません。

 

ものづくり系の趣味が欲しい人は、ぜひ日記を書いてみればよいと思います。デジタルでも手書きでも手段は問わず、SNSに投稿する勢いで毎日思ってることとかを書けばいいんです。何も能力がない自分でも意味のあるものを生み出している感覚があって面白いですよ。

Return of the Obra Dinn始めました

先週からReturn of the Obra DinnというゲームをSteamで始めました。f:id:Tacos_Tacos:20241125002745j:image

オブラディン号という船で起こった事件を調査する一人称視点のアドベンチャーゲームです。

 

主人公が持っている懐中時計を船内の死体の近くで使うと、その人が死ぬまでの数秒間の出来事を見ることができます。その場に居合わせた人物を調べたり、誰が誰を殺したかを突き止めたりしていきます。で、判明した事実は主人公が持っている手記に記録していきます。

 

このゲーム、ほぼヒントがなく手探りで進めていくことになるのですが、私はそういうのが好きなので結構楽しんでいます。

 

当たり障りのない文章ですが、お試しで書いてみました。慣れてきたらもっと込み入った話もできるかも。